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Story.1-2 「番町のK医院様邸」

Story.1-2は、建築家 石丸信明氏から、香川県高松市に医院+ご住居を建てられた『番町のK医院』様邸へのメッセージをご紹介します。

通りを行き交う人に印象を与えるべく、セラミックボーダーと照明効果を考え、昼と夜の建物の表情をがらっと変えています。

建築家からのメッセージ

建築家 石丸信明氏より
大学の正門に通じる道沿いにある、医院建築と住居の建物です。
既存の建物は、耐震上の問題もあり、新たにその隣に計画することとなりました。また、その既存の建物の南側には小千谷の錦鯉が悠々と泳ぐ立派な庭があります。以前の院長の診療机は、その庭に面する場所にあり、子供たちに診療の恐怖を和らげたり、院長やスタッフの気分転換に重要な役割りを果たしていました。

もちろん、地域のホームドクターとしての医療活動の実績を重ねてこられていましたが、院長としては、さらに患者目線でよりさまざまな配慮を施した医院の構想を考えておられました。
機能的には、冬場の子供のインフルエンザ対応も可能な予防接種室を、新たに設けております。

番町のK医院様邸イメージ
画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

昼と夜の表情がちがう建物
こちらからの提案は、通りを行き交う人に印象を与えるべく、セラミックボーダーと照明効果を考え、昼と夜の建物の表情をがらっと変えています。

番町のK医院様邸イメージ

番町のK医院様邸イメージ

また、今回の計画では、待ち合いがまず庭に面するようになっています。

すこし素っ気ないアルミのキャノピーの下を入っていくと、黄色のアールの壁に導かれるように、錦鯉が眼に入ってきます。さらに、診療室の院長の椅子からも座ったままそっと池が見えるようになっています。

番町のK医院様邸イメージ

1階の診療室は、一連の医療行為の中で、錦鯉や庭が癒しの効果を発揮できるように、また2階の住居においては少し上からの視線で全体が俯瞰できるようになっています。

今回の建物では、ひとつにはこの庭を中心に考えました。
体調のすぐれない子供やその親が、錦鯉に少し心を動かし、医療を受け、元気になったときに、この建物のことをふと思い出してくれればいいなと思っています。

番町のK医院様邸イメージ

建築家のプロフィール

建築家 石丸信明氏

建築家:石丸信明氏
  • 1957年2月 兵庫県生まれ
  • 1979年3月 大阪大学工学部建築工学科 卒業
  • 1982年12月 安藤忠雄建築研究所 入所
  • 1993年1月 ARX KOBE 設立
  • 1998年 有限会社 アークスコーベに改称
  • 2000年4月 近畿大学文芸学部非常勤講師
  • 2002年 NPO法人エコデザインネットワーク理事
  • 2003年 (社)日本建築家協会近畿支部 会員
  • 2009年  関西大学環境都市工学部 非常勤講師

お客様からのメッセージ

番町のK医院様邸イメージ

香川県内にとどまらない経験・実績を持った先生との出会い。
新しいこの家に住むようになって10ヶ月が経ちましたが本当に快適で優しい住いと感じています。
建替えの第一目的が年老いた両親のためにバリアフリーの家で一緒に住むことを実現させたかったことでしたから。

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