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2025.06.30
家づくりの基礎知識

キッチンとカップボードの通路幅について

キッチンとカップボードの通路幅について

キッチンとカップボードの間、どのくらいの幅がちょうどいい?

キッチンのレイアウトを考える際に意外と見落としがちなのが、「キッチン本体(シンクやコンロ側)」と「カップボード(収納や家電置き場)」の間の通路幅です。

この幅によって、毎日の料理や後片付けのしやすさが大きく変わってきます。

一般的におすすめされているのは、90cm〜120cm。

・90cmは、一人で作業するにはちょうどいい広さ。振り返ってカップボードからものを取り出すのもスムーズです。

・100〜120cmになると、2人で立っても余裕があり、家族と一緒に料理を楽しみたい方や、複数人で動くことが多いご家庭には最適です。

ただし、広すぎても動線が長くなってしまうため、かえって不便に感じることも。

冷蔵庫などの家電の開き方(引き出しや扉の方向)も考慮しながら、実際の使い方に合わせた距離感を検討することが大切です。

ショールームでシステムキッチンをご検討される際には、是非一緒にこの幅についても確認してみてください。

当社では、お客様一人ひとりのライフスタイルやキッチンの使い方を丁寧にヒアリングし、最適なキッチン空間をご提案しています。

家事のしやすさは、ほんの数十センチの差で大きく変わります。ぜひ、間取りを考える際には「通路幅」も意識してみてくださいね。