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家づくりを体験してみて-クロス編-
こんにちは。広報部の手島です。
久しぶりの投稿になってしまいました。今回は実際に私が家づくりをした際の内装工事「クロス決め」についてお話します。
▼前回の投稿はこちら
内装の大物の決定がやっと終わり、一息つきたいところでやってくるクロス決め。
分厚~いカタログから、選択肢が多すぎるのがクロス決めの大変なところです。
家づくりの中でも「意外と悩む!」という声が多いクロスの選び方について,わたしの実例をご紹介します。
少しでもお役に立てれば・・・✨
クロス等の色決めについては、悩まれるのは奥様が多いように感じます。
ご主人サイドからは「なんでもいいよ~」という声が多いというクロス決め^^;
とはいえ、クロスは部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。
種類が多すぎて「結局どう選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
1. まずは「ベース」と「アクセント」を分けて考える
家全体の壁紙を選ぶときは、まずベースクロスとアクセントクロスを分けて考えるのがポイント。
ベースクロス(基本の壁紙)は、白やアイボリーなど、明るめでシンプルな色がおすすめ。空間が広く見え、後に家具を配置した際も合わせやすいです。
とはいえ、白って200色あるって言いますよね(某芸能人曰く)
私はベースの白いクロスを選ぶのが一番苦労しました・・・。
ただ、ひとつお伝えしたいことは「白は七難隠す」ということ。
本当に、白は裏切りません(白の回し者ではありませんよ!)
私自身、あれもこれも試したいクロスは沢山ありましたが、部屋の大部分をスッキリした明るめの白に統一しましたところ、大成功です。
コンパクトなリビングが、想像より広く見える仕上がりに!
迷った場所は白で間違いなしです。また、仕上がりの統一感や現場の職人さんのことも考えて(笑)ベースクロスはほとんどの部屋・廊下で同じ品番でまとめました。
アクセントクロス(部分的に変える壁紙)は、一面だけ色や柄を変えることで、空間にメリハリが出てオシャレな印象に。
寝室・トイレ・リビングの一面などに使うと◎
私は収納の奥と、トイレの天井にアクセントとして使いました。
収納の奥って、収納している物(箱の角など)が当たって意外と汚れますので、濃い色や柄物のアクセントもおすすめです。
奥行きも出て、見た目も良いですよ!
2. 部屋の用途に合わせて選ぶ
クロスは見た目だけでなく、機能性も重要です。
リビング・ダイニングは、家族や来客が集まる場所。落ち着いた色味+少しのデザイン性がおすすめです。
子ども部屋は、将来の模様替えを考えてシンプルにすることをおすすめします。
ある程度大きなお子様には、自分で壁紙を選んでもらうと家づくりに参加できた!という記念にもなりますね。
やんちゃ盛りも安心の防傷・防汚加工されたクロスも多く出ています。
ちなみに傷に強いクロス、サンプルを横から見比べると通常のクロスと厚みが違います。
是非柄だけでなく、切り口の厚みを見比べたり、定規などで引っ掻いて強度を試して選んでみてください。
※クロスごとの機能性はサンプル裏に記載されていますので、こちらも要チェックです。
キッチン・洗面所には、防水・防汚機能のあるタイプがマストです。
アクセントとしてタイル風や木目調なども人気です。
特にキッチンのコンロまわり。びっくりするところまで醤油やソースが飛ぶので、防汚加工のものを。お料理の後にサッと拭けばきれいを保てます。
私はコンロまわりもキッチンパネルと馴染むように、思い切って防汚加工の白クロスを選びました。
汚れにすぐ気付ける点では、白にして良かったな~と感じていますが、ここをモルタル調のグレーや濃い色のアクセントクロスにして汚れが目立たない様にするのもおすすめです。
次にトイレです。
トイレは小スペースなので、遊び心のある柄や色を取り入れやすい場所。アクセントクロスが特に映えます!
ここだけは思い切ってお好みの柄にするのもいいですね◎
ただ、水回りですのでキッチン同様に防水・防汚加工の確認はお忘れなく。
3. サンプルは「光の下」で確認!
カタログや小さなサンプルではイメージがつかみにくいもの。
実際の光の当たり方や時間帯によって見え方が変わるので、サンプルを壁に貼って一日様子を見るのがおすすめです。
4. 壁紙選びでよくある失敗と対策
「派手すぎた」問題
特にアクセントクロスは面積が広くなると想像以上に強い印象に。
カタログだけではなく、サンプルをA4以上のサイズで見て検討しましょう。
インスタで見て一目惚れしたクロスも、写真の加工や光の具合で実際に手元でサンプルを見ると…想像と違う!?ということが多かったです。
弊社では担当営業にご相談いただければ、すぐにサンプルを取り寄せ準備しますのでお気軽にご相談ください。^^
「家具と合わなかった」問題
壁紙を選ぶときは、床・天井の色、予定している家具の色とのバランスを意識しましょう。
個人的に難易度が高い柄は木目かな、と感じました。
最近のクロスの木目、それはもう本物の木のようでとっても美しいのですが、それ故に難しい。
既に決めている扉や天井・床材の木目と、色や柄・木目のラインがちぐはぐになってしまわないか。
後で木目調の家具と重なる可能性はないか。
使いたい場所のまわりを今一度確認することをおすすめします。
「汚れやすい」問題
子供部屋のクロス同様、小さなお子さんやペットがいる場合は、傷・汚れ防止機能や消臭機能付きの壁紙がおすすめです。
キッチンまわりと同時に決めるとスムーズですね。
クロスは、まさにご新居での「暮らしの背景」。
種類の多さに悩んでしまいがちですが、家づくりの中でも気軽に貼り換えができる箇所でもあるので、肩の力を抜いてご家族で楽しく選べると理想ですね。