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太陽光発電の「夏バテ」対策!パワコンの寿命と点検の重要性
こんにちは。総務部の中山です。
今回は、太陽光発電の心臓部とも言える「パワーコンディショナー(パワコン)」について、知っておきたい大切な話をお届けします。
発電量ダウンは日射量だけのせいじゃない?
「太陽光発電」と聞くと、「日差しが強ければ強いほど電気を作る」と思いがちですよね。もちろん日射量は大切ですが、実はもう一つ、発電量を大きく左右する要素があります。それが「温度」です。
最近は「観測史上最高!」という記録的な猛暑をよく耳にします。この高温は、太陽光パネルの性能を落とすだけでなく、パワコンにも大きな影響を与えます。
パワコンは熱に弱く、内部の温度が上がりすぎると、機械を守るための「温度制御」という機能が働きます。すると、自動的に発電の出力が抑制されてしまい、せっかくの晴天でも発電量が下がってしまうのです。
現在、当社の太陽光発電所では、パワコンが5台元気に稼働しています。

猛暑以外にも要注意!突然の停止を防ぐために
パワコンが正常に動かなくなる原因は、高温だけではありません。
台風、地震、落雷といった自然災害の影響で、突然異常を感知し、自動で運転を停止してしまうことがあります。
パワコン内部

正常運転

異常停止時

もしパワコンが停止したら、私たちは「エラーコード」というサインをすぐに確認します。このコードから異常の内容を判断し、マニュアル通りにリセット操作を行うことで、早期の運転再開を目指します。素早い対応が、売電ロスを防ぐ鍵になります。
パワコンの寿命とこれからのメンテナンス
パワコンの一般的な寿命は、10年〜15年程度と言われています。
実は、当社のパワコンも稼働開始から10年を超え、まさにベテランの域に入っています。長年の猛暑や自然災害から発電を守ってくれた大切な機械です。
これからも、最大限の発電能力を発揮し続けられるように、定期的な点検・メンテナンスをしっかりと実施していきます。
安心と信頼の家づくりで、暮らしにゆとりと小さな発見を。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私たちSENKOは、「暮らしにゆとりを、毎日に発見を。」をコンセプトに、お客様の豊かな未来を創造する香川県の工務店です。
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