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2025.11.11
家づくりの基礎知識

リビングの広さ、どれくらいがちょうどいい?

リビングの広さ、どれくらいがちょうどいい?

やっぱりリビングは広ければいい?

家づくりのご相談を受けていると、よくいただく質問のひとつが「リビングって何畳くらいがいいんですか?」というお悩み。

広ければ開放感があって素敵。
でも、広すぎると冷暖房効率や家具の配置が難しくなる。
最小限でシンプルに暮らすのも今どき風で魅力。
…けれど、窮屈に感じないか少し不安。

今日は、そんな“ちょうどいいリビング”に迷う方へ、SENKOの実例から分かりやすく解説します。

家族の「過ごし方」が広さの答えになる

まず大切なのは、「リビングでどんな時間を過ごしたいか」 を考えること。

・家族でテレビや映画をゆったり楽しみたい

・子ども達が走り回れるスペースがほしい

・お客様を呼んでホームパーティーをしたい

・夫婦で静かにコーヒーを飲みたい

・趣味の道具を置きたい

同じ「リビング」でも、求める過ごし方で必要な広さは変わります。

「広いリビング」のメリット・デメリット

◎ メリット

・とにかく開放感がある

・家族が別々のことをしていても、同じ空間でつながれる

・将来的な家具の入れ替えがしやすい

▲ デメリット

・冷暖房の効率が落ちやすい

・家具が少ないと“広すぎて落ち着かない”と感じることも

・掃除する面積が増える

コンパクトなリビングの魅力も侮れない

最小限の広さという選択も、実はとても合理的。

・くつろぐ場所が自然と決まり、落ち着く

・冷暖房が効きやすく、省エネ

・家族の距離感が近くなる。

・子供が巣立った後、夫婦二人でも過ごしやすいサイズ感。

・建物全体のコスト調整がしやすい

ただし、コンパクトだからこそ
収納や動線、家具の大きさを丁寧に設計するのがポイント。

目安は “〇畳”よりも “配置と動線”

「何畳あれば良いか?」に答えるなら、一般的には LDKで16〜20畳 が最も多い選択肢です。

ただ、本当に大事なのは畳数ではなく、
・どこにソファを置く?
・食事の動線は?
・キッチンから子どもが見える?
・洗面や家事スペースとのつながりは?

といった暮らしの流れ。

私たちが家づくりでよく感じるのは、「同じ18畳でも、気持ちよさが全然ちがう」 ということです。

SENKOがご提案する “ちょうどいいリビング” の考え方

SENKOのご提案する家では、ただ広くするのではなく、家族構成・暮らし方・家具の量・収納計画・家事動線から逆算してリビングの広さをご提案しています。

・小さくても窮屈に感じない開放感のつくり方

・大きなリビングでも光や空気が心地よく流れる工夫

・将来の模様替えも見据えたゾーニング

・家族が自然と集まる“居心地”の設計

家づくりの正解はひとつではありません。
大切にしたい暮らしが、広さの正解を教えてくれます。

迷ったら “未来の1日の過ごし方” を想像してみる

リビングを始め、家づくりでは「広さ」ではなく「どう過ごしたいか」 が答えのヒントになります。

・広さ=豊かさ、ではないこと。

・コンパクトも快適、大空間も魅力的。

・家族に合う「ちょうどいい」を一緒に探すことが大事

もし具体的に検討中の間取りがあれば、お気に入りの家具サイズや生活スタイルをお聞きしながら、最適な広さをご提案できます。

リビングづくりで迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。